韓国のお正月「ソルラル」と並び、家族や親戚が集まる一大イベントといえば秋夕(チュソク)。おいしい料理やお供え、民族衣装「ハンボク」と並んで、この時期に欠かせないのが、みんなで遊ぶ伝統ゲーム「ユンノリ(윷놀이)」です。
今回は、韓国人なら誰もが知っているこのゲームのルールや面白さ、そして盛り上がるポイントを、やさしく&楽しくご紹介します。

目次
ユンノリってどんなゲーム?
ユンノリは韓国の伝統的なすごろくのようなボードゲームで、2チームに分かれて競い合います。特長的なのは、サイコロの代わりに「ユッ(윷)」という4本の木製スティックを投げるところ。
このユッには片面が平ら、もう片面が丸く削られていて、出る組み合わせによって駒の進むマス数が変わります。
ゲームの流れ
1. チーム分けと準備
- 2チームに分かれて、各チームは4つの駒(말)を用意。
- ユンノリ専用のボードを広げ、駒をスタート地点にセット。
2. ユッを投げて進む
投げたユッの「裏面(丸い方)」の数で進むマス数が決まります。
| 出目 | 裏の数 | 進むマス数 | 特典 |
|---|---|---|---|
| 도(ト) | 1本 | 1マス | なし |
| 개(ケ) | 2本 | 2マス | なし |
| 걸(コル) | 3本 | 3マス | なし |
| 윷(ユッ) | 4本 | 4マス | もう1回投げられる |
| 모(モ) | 0本 | 5マス | もう1回投げられる |
ただ進むだけじゃない!戦略ポイント
- ショートカット:特定のマスで止まると近道ルートに入れます。これが勝敗を分けることも。
- 駒の合体(おんぶ):同じチームの駒が同じマスに止まると、一緒に進めて効率アップ。
- 相手の駒をキャッチ:相手がいるマスに止まると、その駒をスタートに戻せて、自分はもう一度投げられます。
意外と奥深い「ユンノリ」の魅力
ユンノリは運だけのゲームではありません。
- どの駒を動かすか
- ショートカットに入るかどうか
- 相手を追い詰めるタイミング
こうした戦略性が求められるため、子どもから大人まで本気で熱中します。特に秋夕の夜、親戚全員で囲んで遊ぶ光景は、まさに韓国の季節の風物詩です。
まとめ
秋夕の食後、家族みんなでユンノリを囲む時間は、韓国人にとって特別な思い出のひとつ。笑い声と歓声が絶えないこのゲームは、世代を超えて受け継がれる韓国文化の宝物です。
もし韓国の秋夕に訪れる機会があれば、ぜひユンノリに挑戦してみてください。意外とアツい勝負になるかも…!









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