韓国の人気アイドルグループ kiiikiii が放った最新曲『DANCING ALONE』は、タイトルこそ「ひとりで踊る」ですが、実はとても仲間と心を通わせる喜びにあふれた楽曲。
MVを再生すると、映し出されるのはキラキラと輝く青春のワンシーン。ステップを踏みながら笑い合う姿に、観ているこちらまで体が揺れてしまいます。
この曲は、大きく分けて 3つのテーマ が込められています。
1. 友情と連帯感
冒頭から心をつかむのが、
「二度とは来ない瞬間を感じてみて」[00:10]
というフレーズ。
まるで、友人たちと過ごすかけがえのない時間を“ボトルに閉じ込めて持ち帰りたい”ような、甘く切ないメッセージです。
さらに、
「偶然のようにそっくりなダンスのステップ」[01:02]
では、出会ったばかりでも不思議と呼吸が合う…そんな運命的な仲間との繋がりを描いています。
MVでも、息ぴったりのフォーメーションが印象的。観ていると、まるで自分もその輪の中にいるような気持ちになります。
2. 自己受容と自信
『DANCING ALONE』は友情ソングでありながら、自分を信じる強さも歌っています。
「僕から先に一言、僕を知らない、You got that something僕がよく知っている」[00:26]
これは、自分を一番理解しているのは自分自身だという自信の表れ。
さらに、
「今は違う、大丈夫、みんなが去っていっても大丈夫」[02:19]
という歌詞は、人にどう思われても“自分らしさ”を貫く勇気をくれます。
背中を押してくれる友達がそばにいれば、怖いものなんてない——そんな温かさがにじみます。
3. 自由と解放
曲が進むにつれて、メッセージは解放感のピークへ。
「想像を越えて、反動を越えて、何も考えずに、もっと熱く飛び込むんだ」[01:14]
この一節は、頭より心で動くことの大切さを教えてくれます。
そしてラスト近く、
「空は知ってる、今のこの気持ちのまま踊ってほしいんだと」[02:12]
というラインで、心の奥にある“踊りたい衝動”を肯定してくれるのです。
MVでは、仲間と円を作って踊るシーンや、一人ひとりが自由に舞うカットが交互に登場し、一人でも、みんなでも、自分のリズムで踊れる喜びを映し出しています。
まとめ
『DANCING ALONE』は、
- 友人との絆
- 自分を信じる力
- 自由に生きる喜び
この3つをぎゅっと詰め込んだ宝石みたいな楽曲です。
聴き終わったあと、ふと夜道で足取りが軽くなったり、友達に「会いたいな」と思ったりするはず。
次の休みには、ひとりでも、誰かと一緒でも、音楽に身を委ねて踊ってみませんか?
きっと、あなたの中の“何か”が軽やかにほどけていきます。
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