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韓国の「クッキー映像(쿠키영상)」って何?由来と意味を解説

韓国の映画館で映画を観ていると、エンドロールが流れた後も観客が席を立たずにじっとスクリーンを見つめている光景に出くわすことがあります。そう、彼らは「クッキー映像(쿠키영상)」を待っているのです。
この「クッキー映像」とは一体何なのでしょうか?そして、なぜ「クッキー」と呼ばれているのでしょう?この記事では、「クッキー映像」の意味と由来、そしてその背景にある文化について、じっくりと紐解いていきます。

目次

🍪「クッキー映像」とは?簡単に説明すると…

「クッキー映像(쿠키영상)」とは、映画のエンドロール後に登場する特別な“おまけ映像”のこと。物語のエピローグだったり、次回作への伏線、あるいはちょっとしたギャグシーンだったりと、その内容はさまざまです。
日本語では「エンドロール後映像」や「おまけ映像」とも呼ばれますが、韓国では「쿠키(クッキー)」という可愛らしい表現が定着しています。実際に韓国の映画情報サイトやレビュー動画などでも、「쿠키 있나요?(クッキーありますか?)」という質問が当たり前のように飛び交います。

🍫なぜ「クッキー」?英語圏から来たスラングのニュアンス

韓国語で「クッキー」といえば、お菓子のクッキー(cookie)を思い浮かべますよね。でもここで使われている「クッキー」は、英語圏の映画文化から輸入されたスラング的な意味合いを持っています。
実は、英語圏ではエンドロール後の隠し映像のことを 「post-credit scene」や「after credits scene」 と表現する一方で、少しカジュアルな言い方として 「cookie」や「easter egg」 という表現も使われています。
この「cookie」は、「ちょっとしたご褒美」「サプライズ」「おまけ」といった意味で使われることがあり、まるでお弁当の最後に入っている甘いお菓子のような、予期しない喜びを連想させます。

🎬映画だけじゃない!「쿠키영상」の広がり

もともとは映画のエンドロール後に流れる“おまけ映像”を意味していた「쿠키영상(クッキー映像)」ですが、近年はその用途が映画以外の映像作品にも広がっています。

▷ K-POPのMVにも「クッキー」あり!

K-POPアイドルのYouTubeコンテンツなどにも「쿠키영상」が挿入されることがあります。たとえば、動画の本編が終わったあとにメイキング映像やNGカット、メンバーの素顔を映した短いシーンが入っていることがあります。ファンからは「推しの意外な表情が見られてうれしい!」「クッキー付きは最高」といった声が多く見られます。

▷ バラエティ番組やWebドラマでも活用

韓国のバラエティ番組やYouTubeドラマ(웹드라마)でも、最後に「쿠키영상」として裏話やおまけコントがついてくるスタイルが定番になりつつあります。これにより、視聴者は動画の“本編”だけでなく、「クッキー」までしっかり楽しむのが当たり前になっています。

📝「おまけ映像」とは言わない理由

「クッキー映像」は、「おまけ映像(보너스 영상)」や「エピローグシーン(에필로그 씬)」と訳すこともできますが、あえて「クッキー」という語感が選ばれている点に注目です。
その理由のひとつは、「クッキー」という単語が持つ軽やかさと親しみやすさ。韓国語ネイティブにとっても、「쿠키」という音の響きは可愛らしく、視覚的にもユニーク。観客の中には、「クッキーがあるなら最後まで見よう」という感覚で残る人も増え、映画の“締め”のひとときにちょっとしたワクワク感を添えてくれる存在になっています。
また、「쿠키」という単語が持つ外来語としてのニュアンスも、現代の韓国エンタメ文化の柔軟さを象徴しています。言葉をそのまま翻訳せず、ニュアンスや使われる場面に合わせて自然に取り入れる文化が、韓国語の魅力でもあります。

🧁まとめ:「クッキー映像」は、ちょっとした幸せ

「クッキー映像(쿠키영상)」は、映画を観る楽しみをほんの少しだけ延長してくれる、甘い“おまけ”。もともとはアメリカの映画文化から始まったものですが、韓国のエンタメファンたちの間で独自の進化を遂げ、今やポップカルチャーの一部となっています。
映画館で「クッキーあるかな?」とそわそわした経験がある人も、これから初めて韓国映画を観る人も、ぜひこのちょっとした文化的スイーツを楽しんでみてください。最後の最後まで観ることで、思わぬサプライズが待っているかもしれませんよ。

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この記事を書いた人

都内在住、韓国好きの20代会社員。
普段は韓国アイドルのコンテンツを頻繁に見ていて、気になるものがあれば記事にしてご紹介しています♪

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