韓国ドラマやコンテンツを観ていると、会話の中に何度も出てくる「혹시(ホクシ)」。「え、そんなによく使う単語なの?」と思ったあなた、正解です◎
この「혹시」、ただの“もしかして”ではありません。丁寧な言い回しから遠回しなお願い、さらには慎重なアドバイスまで…実は、韓国語の会話でめちゃくちゃ便利で重要なワードなんです!
今回はそんな「혹시」の基本的な意味から、派生表現「혹시 모르니까(念のため)」など、ネイティブの自然な使い方まで、たっぷり紹介していきます♪
そもそも「혹시(ホクシ)」ってどういう意味?
基本の意味はズバリ、「もしかして」「ひょっとして」。
何かをやんわり尋ねたり、確認したり、遠回しに伝えたいときにピッタリの言葉。
その一言があるだけで、相手に柔らかく話しかけることができるんです🌼
例文で見てみよう!
- 혹시 지금 시간 괜찮아요?
(もしかして今、時間ありますか?)
→ 突然「시간 있어요?(時間ありますか?)」って聞くより丁寧な印象! - 혹시 이 근처에 카페 있어요?
(この近くにカフェありますか?)
→ 見知らぬ人に聞くときにも、やわらかく聞ける表現です。 - 혹시 이름이 뭐예요?
(もしかして、お名前なんですか?)
→ 好きなアイドルを見かけたときにも使えそう…!(ドキドキ)
「혹시 모르니까」ってどういう意味?
「혹시」の代表的な派生フレーズがこちら:
혹시 모르니까 = 万が一に備えて/念のために
これは「もしかしたらわからないから…」「念のため…しておこう」といったニュアンスで、
予測不能な状況への備えを表現するのにぴったりのフレーズなんです!
使い方の例👇
- 혹시 모르니까 우산 가져가.
(念のため傘持っていきなよ。)
→ 雨が降るかも?なときによく使われます☔ - 혹시 모르니까 약도 챙겨.
(万が一のために薬も持っていって。)
→ 旅行やお出かけ前にありがちな一言! - 혹시 모르니까 좀 더 일찍 출발하자.
(何があるかわからないから、少し早めに出発しよう。)
→ 遅刻したくないときに大活躍!
このフレーズは親しい友達同士でも、家族間でも、ビジネスでも幅広く使える万能選手!
日本語の「一応」「念のため」とそっくりな使い方ですね✨
他にもある!「혹시」を使った便利表現たち
「혹시」は単体でも、いろんな表現と組み合わせて使われます。
その一部をチェックしておきましょう!
혹시나 해서 = もしかしてと思って
例:혹시나 해서 전화했어요.(もしかしてと思って電話しました。)
혹시라도 = たとえ万が一でも/万一にしても
例:혹시라도 문제 생기면 바로 알려줘요.(もし万一何かあったらすぐ教えてね。)
혹시~면 = もし〜だったら
例:혹시 시간이 되면 같이 가자!(もし時間があれば一緒に行こう!)
丁寧さ・やさしさを表す「혹시」の力💬
韓国語って、ダイレクトすぎるとちょっと冷たい印象になってしまうことも。
だからこそ「혹시」は、相手への気づかいや配慮を込めたいときにぴったりなんです。
ネイティブは、質問やお願いをするときにこの単語を自然と入れて、
会話にふんわり感を加えているんですよ☺️
まとめ|「혹시」を使えば、もっと韓国語がやさしくなる🌸
韓国語の「혹시」は、ただの“もしかして”じゃない!
質問をやわらかくしたり、相手を思いやる気持ちを表現できたり…
会話をまろやかにする魔法の言葉なんです✨
特に、「혹시 모르니까(念のため)」は日常会話で大活躍間違いなし。
旅行中や友達とのLINE、韓国ドラマのセリフでもどんどん出てくるので、ぜひ耳をすませてみてくださいね👂
あなたも今日から、「혹시」でやさしい韓国語トーク、始めてみませんか?🇰🇷💕
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