この記事でわかること
- WOWPASS(ワオパス)とは何か、Tmoneyやクレジットカードとの違い
- カードの値段と、日本で買う・空港で受け取る・街の機械で発行する方法
- WOWPASS残高とTmoney残高、それぞれのチャージ方法
- 残ったお金の引き出し方・手数料と、紛失したときの対処法
韓国旅行の準備をしていると、必ずといっていいほど名前を見かけるのが「WOWPASS(ワオパス)」です💳 ワウパスと呼ばれることもあります。両替・支払い・交通カードが1枚にまとまったプリペイドカードで、公式サイトでは利用者341万人とうたわれています。
ただ、調べてみてわかったのですが、WOWPASSには「WOWPASS残高」と「Tmoney残高」という2つの財布が入っていて、チャージ方法も別々です。ここを知らないまま渡韓すると、地下鉄の改札で止められてしまうこともあります。この記事では公式サイトの案内をもとに、はじめての方にもわかるように順番に整理しました。
WOWPASSとは?1枚に「2つの財布」が入ったプリペイドカード
WOWPASSは、韓国のOrange Squareが運営する旅行者向けのプリペイドカードです。1枚のカードの中に、次の2つの残高が入っています。
| WOWPASS残高 | Tmoney残高 | |
|---|---|---|
| 使える場所 | カード決済ができる韓国内の店舗(飲食店、カフェ、コンビニ、免税店、キオスクなど) | 地下鉄・バスなどの公共交通機関、コンビニ |
| 払い方 | ICチップをカードリーダーに差し込む | カードをリーダーにタッチする |
| チャージ方法 | WOWPASS機械(外貨現金・ウォン現金・クレジットカード)、アプリ(クレジットカード・PayPalなど) | 地下鉄の券売機・コンビニ(ウォン現金)、アプリ(WOWPASS残高から移す) |
| 残ったお金 | WOWPASS機械でウォン現金として引き出せる(1回1,000ウォンの手数料) | コンビニなどTmoneyの払戻先で払い戻し(手数料500ウォン) |
| 紛失したとき | アプリで停止でき、再発行すると残高を引き継げる | 残高は引き継げず、払い戻しもできない |
いちばん大事なのは、Tmoney残高はWOWPASS残高とは別にチャージが必要という点です。WOWPASS残高にいくら入っていても、Tmoney残高が0ウォンだと地下鉄やバスには乗れません。
WOWPASSカードの値段と手に入れる方法
カードの値段(メンバーシップ入会費)は、公式サイトの予約ページで定価6,000ウォン、事前予約で5,500ウォンと表示されていました(2026年10月9日確認)。入会費の支払いは1回だけで、年会費はかかりません。受け取り方は大きく4つあります。
| 受け取り方 | 値段 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 日本国内配送(公式ショップ) | 800円+送料 | 出発前に手元に用意しておきたい人 |
| 仁川空港のCUコンビニで受け取り(予約) | 5,500ウォン(定価6,000ウォン) | 空港からバスや地下鉄で市内へ向かう人 |
| 街のWOWPASS機械で発行(予約) | 5,500ウォン(定価6,000ウォン) | ホテルや最寄り駅の近くで受け取りたい人 |
| 空港SKTローミングセンターで受け取り(SIMセット) | 29,400ウォン(定価33,000ウォン) | SIMカードも一緒に用意したい人 |
日本で買う:出発前に届くので安心
公式サイトから「日本国内配送」を選ぶと、Qoo10のWOWPASS公式ショップにつながります。カードは800円で、送料は220円からでした(2026年10月9日確認)。公式サイトにはAmazonで購入して日本の住所に届ける方法の案内もあります。
日本で買ったカードは、届いた時点ではまだ残高が0ウォンです。韓国に着いたら、WOWPASS残高とTmoney残高をそれぞれチャージしてから使いましょう。
仁川空港で受け取る:CUコンビニのカウンターで
アプリや公式サイトで予約しておくと、仁川空港の到着ロビーにあるCUコンビニのカウンターで、届いたバーコードを見せて受け取れます。第1ターミナルは1階到着ロビーのCU2号店・3号店・4号店、第2ターミナルは1階到着ロビーAのすぐ左側にあるCU2号店で、どちらも24時間営業です。
この受け取り方は、購入後の取り消し・払い戻しができません。また、1つのパスポートにつき登録できるカードは1枚です。
街のWOWPASS機械で発行する:手順は4ステップ
WOWPASS機械は、地下鉄駅・ホテル・コンビニなど全国に446台あります(公式サイトの表示、2026年10月9日確認)。設置場所は公式サイトの地図から探せます。
- 機械で「カード発行」を選び、予約した人は「引き換えコード発行」を選ぶ
- パスポートをスキャンし、メールで届いた引き換えコードを入力する
- 案内にしたがって現金をカード残高にチャージする(ウォンか円の現金を用意しておく)
- 出てきたカードを機械に一度差し込んで有効化したら完了。アプリにカードを登録する
予約したバウチャーは購入日から一定期間有効で、未使用なら有効期限内に限りキャンセルできます。
なお、仁川空港駅にあるWOWPASS機械は韓国ウォンのみの対応で、カードの発行・再発行・残高チャージはできますが、外貨の両替と残高の引き出しはできません。円の現金でチャージしたい場合は、仁川空港の第1ターミナルCU1号店・第2ターミナルCU3号店の機械か、市内の機械を使いましょう。
最初にやること:アプリにカードを登録する
カードを手に入れたら、まずWOWPASSアプリ(App Store・Google Play)をダウンロードしてカードを登録しましょう。登録にはパスポートが必要です。登録しておくと、次のことができるようになります。
- WOWPASS残高・Tmoney残高と決済履歴をリアルタイムで確認
- クレジットカードなどで残高をチャージ
- 友達に残高を送って割り勘
- 紛失・盗難のときにカードを一時停止
- 機械で現金を引き出すときのPIN認証
アプリでのチャージや紛失時の停止にはネット接続が必要なので、韓国でもスマホがつながる状態にしておくと安心です。わたしはこの「なくしたときにすぐ止められる」機能があるだけで、現金を持ち歩くよりずっと気が楽だと感じました。
WOWPASS残高のチャージ方法
| チャージ場所 | 使えるもの | 手数料 |
|---|---|---|
| WOWPASS機械 | 外貨現金(日本円を含む16種類)、ウォン現金、海外クレジットカード | 現金チャージは別途の手数料なし |
| WOWPASSアプリ | 海外クレジットカード(Mastercard・JCB・VISA)、PayPal、口座振込など | チャージ手段によって手数料がかかる場合あり |
機械に日本円の現金を入れると、その場でウォンに替わってカードに入ります。両替所に行って現金を受け取り、それを財布に入れて持ち歩く、という手間がなくなるのがWOWPASSのいちばんの便利さです😊
為替レートは公式サイトやアプリで確認できます。日によって変わるので、気になる方は空港や街の両替所のレートと見比べてからチャージするのがおすすめです。
Tmoney残高のチャージ方法:地下鉄に乗る前に
WOWPASSに入っているTmoneyは、韓国で一般に売られているTmoneyカードと同じ機能です。チャージ方法は2つあります。
- 地下鉄の券売機・コンビニ:ウォンの現金でチャージ
- WOWPASSアプリ:アプリのNFC機能でカードを読み取り、WOWPASS残高からTmoney残高へ移す
ウォンの現金を持っていない場合は、アプリでWOWPASS残高から移すか、WOWPASS機械で残高をウォン現金として引き出してから券売機でチャージする流れになります。
注意したいのは、Tmoney残高のうち5万ウォン以上は、Tmoney本社でしか払い戻しできないことです。旅行中に使い切れる分だけ、こまめにチャージするのがおすすめです。
WOWPASSが使えるところ・使えないところ
WOWPASS残高は、韓国のクレジットカードが使えるオフライン店舗なら、ソウル・釜山・済州島を含めて全国で使えます。公式サイトでは、海外のカードが通らないお店でも決済できると案内されています。
一方で、公式サイトでは次のような場面では使えないとされています。
- デリバリーアプリなど、オンライン・モバイルアプリでの決済
- 現金しか使えない屋台や地下商店街
- KTXの運賃を現地で5万ウォン以上支払うとき(PIN番号の入力が必要なため)
屋台で食べ歩きをしたい方は、少しだけウォンの現金も持っておくと困りません。WOWPASS機械なら、カード残高からウォン現金を引き出すこともできます。
残ったお金はどうする?引き出し・払い戻しのルール
WOWPASS残高:機械でウォン現金として引き出す
- 近くのWOWPASS機械で「現金引き出し」を選び、カードを入れる
- 画面に表示される8桁のPIN番号をWOWPASSアプリに入力して認証する
- 引き出す金額を選ぶ
1回に引き出せるのは10万ウォンまでで(何回でも可能)、1回あたり1,000ウォンの手数料がかかります。引き出せるのはウォンの現金だけで、1,000ウォン未満の端数は引き出せません。
残高は最後にチャージした日(または再発行した日)から6年間有効なので、次の韓国旅行まで残しておくのもひとつの方法です。カード自体の有効期限は製造日から6年で、期限が切れても残高が有効なら再発行して使えます。
Tmoney残高:コンビニなどで払い戻す
Tmoney残高は、WOWPASS機械ではなく、コンビニなどTmoneyの払戻先で別に手続きします。払い戻し手数料は500ウォンです。残高が5万ウォン以上の場合はTmoney本社でのみ払い戻しになります。
カードをなくしたときは?
カードを紛失したら、すぐにアプリからカードを一時停止しましょう。WOWPASS残高は守られ、機械でカードを再発行すると残高は自動で移ります。見つかった場合は一時停止を解除できます。
ただし、Tmoney残高は紛失すると引き継げず、払い戻しもできません。この意味でも、Tmoneyには多く入れすぎないほうが安心です。
WOWPASSとクレジットカード、どちらを使う?
韓国はキャッシュレス化が進んでいて、日本のクレジットカードもほとんどのお店で使えます。WOWPASSは「現金の両替」と「交通カード」をまとめて済ませたい方に向いています。クレジットカードを使う場合も、地下鉄やバスに乗るにはTmoneyなどの交通カードが別に必要です。
- WOWPASSが向いている人:両替所に行く手間を省きたい人、ウォンで使った金額をアプリですぐ確認したい人、友達と割り勘したい人、交通カードも1枚にまとめたい人
- クレジットカードが向いている人:チャージや引き出しの手間をかけたくない人、ポイントを貯めたい人、オンラインで予約・決済することが多い人
わたしは「メインはWOWPASS、予備にクレジットカード」の2枚持ちがいちばん安心だと思います。韓国旅行に向いているクレジットカードは、こちらの記事でまとめています。

アプリを使うならスマホのネット環境も準備しておこう
WOWPASSのアプリチャージ、残高の確認、紛失時の停止、現金引き出しのPIN認証は、どれもスマホがネットにつながっていることが前提です。韓国で使うネット環境は、出発前に準備しておきましょう。
たとえばeSIM-san(イーシムさん)の韓国eSIMは、1日1GBのデイパス3日間が779円、データ無制限3日間が1,747円です(2026年9月30日確認)。空港での受け取りや返却もいりません。

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まとめ
- WOWPASSは、支払い用の「WOWPASS残高」と交通用の「Tmoney残高」が1枚に入ったプリペイドカード
- カードは定価6,000ウォン(事前予約で5,500ウォン)、日本国内配送なら800円+送料(2026年10月9日確認)
- WOWPASS残高は機械(円現金OK)かアプリでチャージ。Tmoney残高は別にチャージが必要
- 残高は機械でウォン現金として引き出せる(1回10万ウォンまで・手数料1,000ウォン)
- 手に入れたらすぐアプリに登録。紛失時はアプリで停止すればWOWPASS残高は守れる
よくある質問
- WOWPASSだけで地下鉄に乗れますか?
乗れますが、Tmoney残高のチャージが必要です。WOWPASS残高とTmoney残高は別々なので、地下鉄の券売機やコンビニ(ウォン現金)か、アプリでWOWPASS残高から移してチャージしてください。
- WOWPASSは日本で買えますか?
買えます。公式サイトの「日本国内配送」からQoo10の公式ショップで購入でき、カードは800円+送料でした(2026年10月9日確認)。届いたカードは残高0ウォンなので、韓国でチャージしてから使います。
- 日本円の現金でチャージできますか?
できます。WOWPASS機械は日本円を含む16種類の外貨現金に対応していて、現金チャージに別途の手数料はかかりません。ただし仁川空港駅の機械は韓国ウォンのみの対応です。
- 残ったお金は日本円に戻せますか?
WOWPASS機械で引き出せるのはウォンの現金だけです(1回10万ウォンまで、手数料1,000ウォン)。残高は最後のチャージから6年間有効なので、次の旅行用に残しておくこともできます。
- ネット通販やデリバリーアプリでも使えますか?
公式サイトでは、デリバリーアプリなどオンライン・モバイルアプリでの決済には使えないと案内されています。WOWPASSは店頭のカード決済用と考えておきましょう。
※本記事の内容はWOWPASS公式サイトとQoo10公式ショップの表示(2026年10月9日確認)をもとにしています。料金・手数料・機械の設置台数・受け取り方法は変わることがあるため、利用前に公式サイトとアプリで最新の情報をご確認ください。
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更新履歴:2026年10月9日 公開








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